ドイツについて Über Deutschland 演劇・映画 [Theater]

演劇 ドイツでは比較的小さな町でも、演劇のほかオペラやバレエを楽しめる多目的劇場がある。座席数820を超える公設劇場は120の市町村に合わせて140、このほか民間劇場は170あり、ドイツを重要な演劇国としている。
ハンブルクのタリア劇場、ベルリーナ・アンサンブル、ミュンヘンのカンマーシュピーレなどが有名。ドイツの劇場は、実験的試みに積極的という点で世界有数で、特にタンツテアーター(舞踊劇)の分野では、ドイツの舞踊団が世界のスタンダードとなっている。
現代舞踊のパイオニアとして先ず名を挙げられるのは、2009年に亡くなったピナ・バウシュ。昨今では、ベルリンのシャウビューネ劇場の舞踊部門の芸術監督、振付家、そして踊り手としても活躍するサシャ・ヴァルツも国際的スターとして知られる。
ドイツ映画 ドイツの映画館におけるドイツ映画の興行収入は、近年、明らかに伸びている。『グッバイ、レーニン』で知られるダニエル・ブリュール、『ヒトラー~最期の12日間~』や『愛を読むひと』で注目を集めたアレクサンドラ・マリア・ララなど、観客を映画館にひきつける若手スター俳優も誕生している。
ドイツの若い世代の映画も国際的成功を収めており、カロリーヌ・リンク監督の『名もなきアフリカの地で』(2002年)、フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督の『善き人のためのソナタ』(2007年)は、アカデミー外国語映画賞を受賞している。2009年には、ヨッヘン・アレクサンダー・フライダンク監督が『おもちゃの国』によってアカデミー短篇映画賞を受賞した。

ドイツの映画と映画制作関係者に関するポータルサイト:www.filmportal.de
ベルリン国際映画祭「ベルリナーレ」 1951年より毎年2月に開催されているベルリン国際映画祭「ベルリナーレ」は、カンヌに次いで二番目に大きな映画祭である。クライマックスは、国際審査委員会による「熊賞」の授与式。2010年のベルリナーレでは、最優秀女優賞にあたる「銀熊賞」が、若松孝二監督の『キャタピラー』に出演した寺島しのぶさんに授与された。

ベルリン国際映画祭「ベルリナーレ」:www.berlinale.de